日本財団 図書館


日     時:1997年9月16日(火)

会 場 場 所:大分県別府市 別府リハビリテーションセンター

主  催  者:別府リハビリテーションセンター

参加スタッフ:渡邊、水野、ボランティア1名

参 加 人 数:15名

内 容・所 感:
国立別府重度障害者センターの後に訪問。あいにくの天気だったせいなのか、センター裏の田も伸したの小さなスペースに案内された。来られた方は皆職員やリハビリの専門家の健常者ぱかりで車椅子に乗っている方はわずか1名だけという状況であった。参加した専門家は写真を撮ったり忙しそうであったが、当事者は「訓練の時間中」で参加できないという。その後きちっとリハビリ中の当事者に情報が伝わればいいのだが残念ながら、参加した健常者からはそのような雰囲気は伝わってこなかった。

 

日     時:1997年9月16日(火)

会 場 場 所:大分県別府市 (福)太陽の家

主  催  者:太陽の家、Joy Project

参加スタッフ:渡邊、水野、ボランティア1名

参 加 人 数:約40名

内 容・所 感:
午前中に行われた農協リハビリテーション病院と同じように大雨の中決行。幸い屋根のあるスペースがあったので風雨は防げたが、実際にジョイスティックを使用して走らせることができなかつたのは残念であった。「太陽の家」は、仕事場、住宅、スーパーなどが敷地内にたてられたコロニーなので、参加した人々に何が何でも車が欲しいという意識は感じられず、「今日はいいもの見れた」というような雰囲気の人が多かった。当たり前だが「JOY−VAN」が手にはいることによって生活が変わる人ほど熱心である。

 

日     時:1997年10月12日(日)

会 場 場 所:東京都新宿区 東京都心身障害者福祉センター駐車場

主  催  者:全国交通行動実行委員会

参加スタッフ:青柳、渡邊、小野、前田、小宮山、水野

参 加 人 数:約80名

内 容・所 感:
障害者の「誰もが使える交通機関」を求めるイベント行動である。公共交通機関の充実を求め電車に乗ったりする行動が中心であるが、今年は10周年記念ということで低床バスやリフトバスともに「JOY−VAN」が展示されることになった。パーソナル移動手段の「JOY-VAN」と公共交通機関の充実は少々スタンスが違うが、現状の社会状況(すべての駅にエレベーターがつくのは何十年先になるか等々)から鑑み、公共交通機関の充実を求めてきた当事者の中にも個別の移動手段の必要性を感じる意識が芽生えつつある。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION